「コペンハーゲンに山を」
ハチドリーズのソーシャル・ムービー・クラブ 第5弾は、5月のごみフェス月間にちなんで「コペンハーゲンに山を」をチョイス。映画上映後には、「日本」のごみの情報共有も行い、私たちの暮らしとゴミについて考える。シェアリング会を行います。
誰もが行きたがらないゴミ処理施設が、誰もが行きたがる夢の施設になったわけとは。
老朽化した都市中心にある巨大なゴミ処理施設をどうする? という問いに対し“未来都市とサステナブルな環境づくりは両立可能”と建築家 ビャルケ・インゲルスはコペンハーゲンに“人工の山”を出現させる奇想天外なアイデアを打ち出した。
2011年、デンマークの首都コペンハーゲンにある老朽化したゴミ処理施設建て替えのコンペ結果発表会が行われた。白羽の矢が立ったのは、デンマークのスター建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG建築事務所。彼らのアイデアは飛び抜けて奇抜で、巨大なゴミ焼却発電所の屋根にスキー場を併設し、コペンハーゲンに新たなランドマークを作るというものだった。
しかし、カメラは完成までの過程で、苦難の連続を追うことになる。ゴミ焼却発電所とスキー場はどう建造物として共存出来るのか?次々と疑問や課題が山積みになっていくが、難題を乗り越え2019年10月、コペンハーゲンにスキーが楽しめる「コペンヒル」が誕生。ゴミで再生可能エネルギーを作る最新鋭のゴミ焼却発電所で、年間3万世帯分の電力と7万2000世帯分の暖房用温水を供給する。誰もが行きたがらないゴミ処理施設が、誰もが行きたがる夢の施設になったのだ。
監督:ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー
配給:ユナイテッドピープル
2020年/デンマーク/51分
公式サイト:https://unitedpeople.jp/copenhill/
ハチドリーズ公式サイト:https://hachidories.or.jp/
🎟 料金:大人2,000円 /大学生(院生含む)以下 1,500円
Peatixでお申し込み・お支払いください https://peatix.com/event/4405700